１９世紀フランス芸術を代表するエミール・ガレの弟子、ミューラーの作品です。こちらは、国内で信頼のおける「毎日オークション」で直接、私自身が落札したものです。オークションには銀座の画廊の店主など買い付け師が近隣諸国からも大勢きていて、そういった手を経て最終的には高額なお値段で売り出されますので、私はその手前段階でのお値段での設定にしますので、価値のご理解頂ける方にお譲りできたらと思います。ミューラーは男9人、女1人の10人兄弟で、エミール・ガレの工房で兄弟のうち5人が修行しました。そこで技術を学び、1895年に自分たちの工房を開きました。こちらは1900年代につくられた貴重な品で、夕焼け空のようなガラスにブルーの濃淡着せて文様を彫り出していて、夕焼け空にシルエットとなった山の景色が浮かび上がるような幻想的な風景で素晴らしい作品です。台座も当時のオリジナルで、アールヌーボー様式の植物模様や曲線が独特で、葡萄の房が大変素敵です。 若干のお値段交渉には応じますが、手放そうか大変迷っているため、基本的にはこのお値段で検討して頂ける方でお願いしたいと思います。 サイズ　H48×W23