妻の作った 宮沢賢治 アウトレット 北の詩人 童話作家 陶芸 一点物 胸像

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帽子ナシで高さ8cmほど信楽の白い土、黒泥土の2種類を焼締て作っています。アロマストーンとして使用可能ですが、アロマオイルを直接たらすのが不安でしたら帽子の中など目立たないところでお試しください。今のところ、自宅で使っている同素材のものは変色など見られません。遺作『雨ニモマケズ』の中で[苦にもされず]という部分がよくわからず、なんで東西南北の人たちの世話までしておいて苦にされにゃいかんのかと思っていました。賢治は体が弱くてお父さんが2回も看病しながら倒れたことがあったんですね。巻きぞえくらわせて申し訳なく、助けられる側の心に負担になりたくたいってことなんだろうか。自己犠牲の象徴、理想像への憧れなどと語られる詩ですが、[あこがれ]ありきの助けられる側の言葉だなとあまり好きになれない内容だったりします。とはいえ詩としては朴訥で淡々とした響きは素敵ですし、時々息子に聞かせたりするのですが。この雨ニモマケズは斉藤宗次郎をモデルにしたとも言われていますが、本人は立派だがわずか9歳で亡くなった娘さんのことを思うと胸糞悪くてやってられません。蹴り殺したバカが悪いのは百も承知だが父としてそれでいいのか!!『銀河鉄道の夜』で出てくる「みんなの本当の幸いのため」というくだりでも思いますが、自己犠牲って一種の暴力的な圧力を感じさせて苦手です。子どもの頃、5日ほどお風呂に入るタイミングを逃して不潔な子どもと親戚連中の前で笑われたことがあるのですが、親に言われた用事をひたすらこなして我慢していたのですごいショックでした。感謝しないまでも、木偶の坊と呼ぶなんてクズすぎないか。幼い従姉妹の髪を洗うのが遅いとダメ出しされて、自分の身なりも整えられないまま世話をして惨めで涙が出ました。「使えないくせにお姉さんぶってイヤな子」というのが当時の私の評価です。小中学生がご飯作って子どもの世話して…とやっていたらちょっとくらい褒めてやってもいいじゃないか。東北の母の生家では我慢強さや謙虚さを尊ぶような空気を感じるのですが、宮沢賢治(岩手出身)の作品からもそこはかとなくそんな香りがして、遠くの星を眺めるような距離で鑑賞したくなります。1人が博愛を貫くより、全員が少しの思いやりを持つ方が簡単じゃないか。木偶の坊とか呼ぶヤツぁ、フェードアウト一択だ!#妻の作った陶芸

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